秋冬のインターンシップの時期です。
この時期のインターンシップになると、ほとんど、就活と同じだと考えていいです。
また、企業や組織によっては、そもそも入社試験を受ける人にはインターンへの参加を必須にしています。
そのため、年明けてから始めよう、という人は不利になるどころか、申し込むこともできないということもありえます。
インターンシップにも志望理由を書きますが、インターンシップで参加できる分野が必ずしも自分の進みたい分野ではないということは普通にあります。
では、そういう時にはどのように志望理由を書けばいいのかについてお話します。
インターン先が自分が希望しない事業部の場合の書き方
企業が大きいと複数の事業を行っていることは普通にあります。
しかし、自分が興味を持っている事業と、インターンで募集している事業が異なることがあります。
そうしたとき、志望理由と言われても、その事業部への就職は考えていないので書きにくいということがあるかと思います。
そういう場合は、
自分がその企業や組織に入社したい志望理由を始めに書きます。
それから、その事業のインターンに参加する目的を書くようにするといいです。
実際、事業部別に応募することができる場合があっても、インターンで見せることができる事業と、そうではない事業があります。そうすると、その事業部で働くことがない場合だとしても、そこにしか参加できないこともあります。
特にその事業部に興味がなかったとしても、「参加する目的」は書くことができるはずです。
そもそも、目的を持たずに参加すると本当に得られることが少なくなります。
また、規模にもよりますが一般的には事業部に関わらず組織で一括で採用を行うため、自分がその事業部に働くつもりがなくても、配属の関係ではどの事業部になるかはわからないので働くことになる場合もあります。
そうすると、まず、インターンで参加することになる事業部についても調べます。
その事業部がどういう事業内容で、実際にどのように運営されているのか。
それを調べれば、参加する目的は見つかるはずです。
インターンに参加する際には何を注意したらいいか
インターンは基本的に就活の一環と考えていいです。
企業によっては、「採用活動には使用しません」と言っている場合もありますが、どういう形で企業が利用するかはわかりませんので、「社会科見学」のような気持ちでは絶対に行かない方がいいです。
インターンのいいところは、その実際に組織にいる人たちと直接会うことができることです。
つまり、どういう人たちが働いているのかを見るチャンスです。
どんな会社、組織も人で構成されています。
そして、そこにいる人たちの雰囲気というのは、会社によってそれぞれ異なります。
こういうところに出てくる人は、若手であっても、会社が評価している人を出すことが多いです。
その人たちが、どんな人なのか、自分が一緒にやっていけそうなのかどうか、をよく見てください。
全員が全員、優れて、素敵な人たち、とは限りませんが、空気感が合うかどうかです。
なんとなく、「居づらいな」、とか話している内容とかも「少しイヤだな」と感じたとするならば、もしかするとそこは違うのかもしれません。
インターンに参加する一番の目的は、「どんな人たちがいるか」です。
そして、会社側も「どんな人が来るのか」ということを見ています。
大量に学生を呼んで、会社見学のような形で、本当に名前すらわからないような状態の場合もありますが、30人とか少人数でやっている場合は、基本的に名札をつけたりすることは多いかと思います。
これは、選考は確実に始まっている、ということです。