就活の悩み

ES:エントリーシートの書き方のキホン~自己PR編~

インターンに参加しようと思っても、ES(エントリーシート)をうまく書く方法がわからないということがあるかと思います。
ESでよく聞かれるのが、自己PR、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)、志望理由の3つです。

ここでは、自己PRの書き方の基本をお伝えします。

自己PRの書き方と構成

自己PR=①自分の長所や強み+②それに関わるエピソード+③得たこと
文章量=1:6:3

これが、自己PRの構成になります。
手順1 自分の長所や強みを書き出す
手順2 その長所や強みの中で、一番語ることのできる長所や強みを選ぶ(→①)
手順3 そのエピソードを書く(→②)
手順4 そのエピソードから学んだことや得たことを書く(→③)

例)
①自分の長所や強み 目標に向けて努力できる点
②それに関わるエピソード 電器屋のアルバイト
③得たこと 売りつけようとするのではなくお客様の話を聞くことが大事

<自己PR>(例)

私の強みは目標に向けて努力できる点です。その強みは電器屋のアルバイトで活かすことができました。
私は大学1年のころより、家電量販店で働いております。その際には一人ひとりの売り上げが出ます。
私の売り上げの数字が他の人の平均より少なかったため、売り上げを上げることを目標に掲げました。
しかし、初めは接客しても、なかなか売れませんでした。
売り上げの高い社員の人たちを見ていると、売ろうというよりも話を聞くということに徹していることに気づきました。
そこで商品を売ることを目標にするのではなく、まずお客様の要望を聞こうと考え話を聞くようにしました。また、同時に商品知識をつけ、周辺の家電量販店の価格を調べに行くことでお客様が離れてしまうことがないように心がけました。
その結果、従来の1週間の売り上げが従来は50万円程度だったのですが、今では150万円程度まで安定して売り上げることができるようになりました。
この経験から得たことは、まずはお客様と話しをすること、その場で売ろうとするのではなく、商品知識等も含めて信頼されるようになること、また来てもらいやすい関係を作ることが大切だということです。
この経験を活かし、入社後も先輩たちの仕事から学び結果を出すということにこだわりお客様に喜ばれるような仕事をしていきたいと考えております。

文章を作る際の注意点

これは、即興で適当に作った例ではありますが、このような構成にするとまずは書くことができると思います。
以下の点に注意して文章を作ります。

  • 具体的(行動や数値)に書くこと
  • 強調する表現は使わないこと(とても、一生懸命・・・)
  • 事実だけを並べること
  • 字数は上限いっぱいまで書くこと(400文字なら390文字以上、250文字ならば240文字以上という具合です)
  • 字数が足りない時にはエピソードを具体的にして増やすこと
  • 「自分の気持ち」はあまり書かないこと

以上が注意点になります。
よくある文章が、自分の気持ちばかりが書かれており、具体的な行動が書かれていないことがあります。
小説を書いているわけではなく、あくまで自分がどういう長所を持ち、それをどのように活かせるかを伝えたいわけですので、自分の気持ちについて書きすぎないようにします。

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