就活の悩み

一生をかける目標はなんですか?

かつて、ソフトバンクの孫さんが言っていたことがあります。

「みんな山を登らないんですよ。山の周りをぐるぐる歩いている。山に向かって登らないから目標を達成できないんです」

うる覚えなので一字一句同じではないですが、意味的にはこのようなことだったかと思います。

あなたの目標はなんでしょうか??

就活でも婚活でも、ゴールから逆算することが基本

就活でも、婚活でも、入試、資格取得でも、基本は同じです。
基本的に、ゴールの日時を決めるから、そこから割り算をしていって、今何をするということに落とし込みます。

「入試や資格取得ならわかるけど、就活や婚活は、相手がいることだからその通りではないのではないか」

そのように思う方もいるかもしれません。
就活だって、婚活だって出会いです。
いくら力んだところで、できることとできないことがあるのでは、と。

確かに、「〇〇さんと結婚したい」というのは、少し難しい場合もあります。
絶対に無理というものではありませんが、相手を限定すると難易度はあがります。
相手を限定しなければ、決して難しいことではありません。(本人の気持ちが変わってしまうとできないですが)

ただ、「〇〇という企業から内定をもらいたい」については、「〇〇さんと結婚したい」よりは幅が広くなります。
その理由は、企業が採用するのが一人だけだと難しいかもしれませんが、規模にもよりますが、数十人くらい採用します。仮に1000人の中から50人を選抜したとすると、確率は5%になります。でも、その50人というのは、他の人と全く違う能力を持っているだとか、そういうことは何もありません。学歴フィルターと、決まった試験と、決まった面接の評点、あとは感覚で決めています。

その企業がどういう学生をとっているのかというのは、ある程度、口コミサイトなどからもわかります。楽天の「みん就」などですね。
また、インターンや、説明会の時に出てきた若手社員などからもわかります。

わりと、説明会などの時に出てくる、人事以外の社員は、仕事の都合もありますが、採用担当の部署で、こういう人に来て欲しいという部分もあって選ばれています。そこから、どういう人を求めているのかを考えることができます。

また、大学のキャリアセンターには、過去に就職した先輩たちの面接シートなどをデータで持っていることも多いですので、どういうことを聞かれたのか、ということから求められていることを読み解くことができます。

つまり、攻略することはできるということです。

ゴールから逆算するとは具体的に何をするのか

上に書いたように、「みん就」や「面接シート」、インターンのときの社員、言っていたことなどから、どういう人が求められているのかを仮定します。それが、技術なのか、語学なのか、人柄なのか、いろいろありますが、「こういう人に来てもらいたい」というのはあります。

それと比べたときに、今の自分に何がたりないのか、

(仮定した目標)ー(今の自分の状況)=(目標との差)

次に、

(目標との差)÷(ゴールまでの日数)=(1日あたりの量)

です。

入試や資格試験と同じ方法です。
一般的に、企業は採用基準を明確にはしていません。

そのため、その仮定した目標を立てることも難しいのですが、自分なりに仮定するということが大切になります。

その人に魅力が生まれる

その仮説の目標に向けて行動していくと、次のような効果が生まれます。

目標に向かって自分が対処をすること、その行為自体に意味が出てきます。
そして、それをやり続けることで見えてくることがあります。
そして、それにより自分に自信もつき、自分自身の魅力が高まります。
そして、自分の目指すところから内定をもらえるか、さらによりよいところから内定がもらえます。

婚活だって同じです。
なんらかの目標を立てて、自分自身が輝くことで、魅力が増します。
そして、行動的になり、多くの人に会うことで理想とする人に出会えることもあります。

企業の採用は、機械が行うものではありません。
婚活も、機械が行うものではありません。

人が人を選ぶものだから、魅力的なひとを選ぶのは当然です。
だれだって、人を選ぶときに損はしたくありません。

ただ、目標に向かって行動をすることは良いのですが、人が人を選ぶときには、「人格」もみられます。
どれだけ、多くの資格をもっていようと金持ちであろうと、「イヤな人は嫌われる」のです。

その「イヤな人」になりがちなのは、周りが見えない人だったり、自分が周りからどう見られているのかが見えない人です。

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