本日、2023年12月2日はマリンメッセ福岡B館で複数の企業の会社説明会(タイトルは「仕事研究&インターンシップEXPO」)をやっていました。次回も同じ場所で2024年1月8日(日)12~17(オープニングスクールは11時から)やっているようです。
少し見てきましたので、簡単にレポートします。
服装や状況
一応、マイナビのサイトには、「私服でどうぞ」と書かれていましたが、7割~8割くらいはスーツできている学生が多かったです。
また、一人で来ている人もいれば、割と友達同士で来ている人たちも多かったように思います。
駅から歩いても15分程度ですが、バス停がありますのでバスを使う人も多いようです。
上場企業や地場の企業など、約140社が出展しているそうです。
2~3m四方くらいのスペースに一つの企業があり、比較的若手の担当者が説明や集客(?)のために声をかけていました。
そして、数人~程度の椅子を並べて、そこで担当者がプレゼンをするという感じです。
企業ごとに説明会の時間を決めているところもありますので、担当者が誰もいなくなっているブースもありましたが、基本的には説明会を行っていなくても、担当者が2~3人くらいブースにいて随時説明をする、という形です。
インターンという名前になってはいますが、実質、従来の合同説明会と同じ雰囲気でした。
学生も、少し回ってはフロアマップにメモをしているのが印象的でした。
人気のある企業とそうではない企業
140社といっても、多すぎて見れないような感じはしませんでした。
むしろこれくらいの数の方が、じっくり回ることができ、説明を聞くことができるように思います。
人がいつも集まっているのは、スシロー・はま寿司・ジョイフル・ゼンショーなど、身の回りにある飲食チェーン店や、セガですね。
セガはあふれんばかりの人でした。
あと、意外だったのは星野リゾートです。
ホテル業界は業界的に給料はそれほど良くはないのですが(星野リゾートは割と業界の中ではいいです)、あまりに人が集まりすぎて、ロープをはっていたくらいです。
生命保険も仕事としては、結構きつく退職率も高い仕事だとは思うのですが人気です。
人が集まっているところは、文系を中心としているところは多いなと感じました。
モノづくり系は、そういうところに比べると、どうしても人が集まりにくいように思いました。
ただ、日立ソリューションズ西日本などは、「日立」がついていますので人気ですね。デルテクノロジーズも「デル」は知られていますので技術系かと思いますが人気でした。
九州の地場の企業も結構出ているのですが、知られていないからか、あまり人がいない印象でした。
セミナー時間による部分もあるかと思います。
ただ、あまり知られていないと思われる会社でも、多くの学生がブースに集まっているところもありました。
逆に言えばそれは、学生ひとりひとりが企業を調べてから来ているのだと思います。
全般的に有名企業が多く、安定した企業が多い印象です。
行く前に下調べは大事
これから、就活本番に入りますが、合同説明会はいくつか行われます。
そのときに注意して欲しいこととしては、必ず下調べはした方がいいです。
本当に、「見学」気分できている学生もいましたが、やはり準備をしてから来た方が全然得られるものが変わります。
今回、約140社ということですけど、実際、説明を聞いていると一つブースで30分くらいは軽く使ってしまいますので、そんなにたくさん回ることはできません。おそらく、数社~10社程度ではないでしょうか。
そうすると、前もって約140社ある中の企業を、ザーッと自分の興味のある企業を見て、説明を聞こうと思う会社を10社くらい選んで説明を聞くようにした方がいいです。
特に人気のある企業は人だかりになってしまい、説明を聞くのも一苦労というところがあります。
とりあえず、見にいけばいいかな、というのはやめたほうがいいです。
そして、その回る企業を選んだら、HPなどで調べてから、質問したいことを用意していくといいです。
プレゼンの時間が終わったときなどに質問ができることも多いです。
あまりに人が常に集まってしまっているところは少し難しいかもしれません。
会社説明会は宝探し
有名企業に人が集まるのは当然ではあるのですが、おそらく、参加すると知らない会社もたくさん目にすると思います。
ただ、知られていない会社だとしても、優良企業はあります。
そして、そういった企業の担当者が一堂に集まって話を聞くことができるということはなかなかありません。
一社ずつ会社訪問をするよりも、ある意味、効率的に回ることができますので、こういった会社説明会には足を運ぶことをお勧めします。
少しだけでも、その企業や組織の担当者と話を聞くと、インターネットには載っていない、その担当者だけの視点で会社の説明を聞くことができます。
そして、多くの場合、その担当者というのは、企業や組織を代表して行っているわけですので優秀な人、つまり会社で認められている人が多いです。
知っている会社を回るのもいいのですが、こういった会社説明会においては下調べをして、むしろ、全部の企業のサイトを見るくらいしてから10社くらいを選んで、質問も用意していくと有意義な「仕事研究」になります。
行く前が大事ということです。