仕事の悩み

他社で通用する人になることは必須(その方法について)

就職するとわかりますが、その組織特有のルールがあります。
また、仕事のパターンですね。
何も考えず、同じ会社に長くいると、なかなか他社では通用しない人材になりがちです。
そのため、辞めたくてもやめられず、ただ、しがみついているだけの人になることも多いです。
しがみついているだけの人がいい仕事など、当然できません。

実は、他社で通用する人材になると、自社でも重宝されます。
また、ブランクがあいた場合でも、再就職しやすくなります。

かつては、終身雇用で転職する人が少なかったのですが、最近は増えてきたと感じることも多いと思います。
例えばエンジニアであれば、割と技術は共通しているので同業者には転職しやすい、ということがあります。

では、他社で通用するようになるためには、普段からどうすればいいのかについてお話をします。

他社を知る→ビジネススクール

何も考えず、同じ会社で働いていると、何年も同じメンバーで顔を合わせて、決まったお客さんに営業をして、というような、本当に他社に行くことのできない人になってしまいます。

同僚は、もっと条件のいい会社に行ったけど、自分は転職エージェントに登録しても採用されないというようなことが続きます。そうすると、ますます、転職などできないな、ということで、自分が合っていない会社だとしても、辞めるにやめられず、条件が悪くても受け入れるしかない、そういう状況になります。

他社を知るとは、他の集まりに参加することです。
一番いいのが、ビジネススクールなど、社会人の知識や経験を高める学びに行くことです。
当然、自腹です。会社が出してくれるというケースも多いですが、それは使わない方がいいです。
会社のお金で来ている人は、やはり甘さが見えます。
自分のお金で学ぶから学びが大きいです。

そういった他の会社の人たちと仲良くなると、いろいろな働き方などを知ることができます。
また、情報ですね。
情報といっても、今は自社のことを話すことというのは、なかなかないにしても、この分野では、こういったことが重要になってきている、といった、業界では常識だけど、他の業界の人は全く知らないというようなことを知ることができます。

そこで得た知識を、自社にも活用するというようなことができます。
多くの会社員は、自社とその周辺のことしか、知らないというようなことが多いですので、異業種の人から得られる情報というのは貴重です。
自分で、そういう場に行く人が少ないから、価値があるのです。

また、休日や、夜間などにわざわざ学びに来るような人たちですから、そもそも意識が高いです。

ビジネススクール以外にも、異業種交流会なども都心ではよくあります。
ただ、異業種交流会も選ばないと、本当に名刺だけ交換して、不動産や保険などの営業大会のような状況になっているところもあります。
実際、参加してみないと、わからないというものが多いかもしれません。

情報を得る→展示会

自社が関係する展示会は当然ですが、ここでも、異業種の展示会にも参加することをおすすめします。

やみくもに参加する必要はありませんが(非常に多いので)、自社とどのような形でつなげられるか、今はわからなくても、なんとなく関係できるのでは、と想像できるくらいのものでもいいです。

何年後かにつながるという場合もあり得ます。
展示会のいいところは、いろいろな業界、業種の社員と、直接話すことができることにあります。
通常、飛び込み営業でもしない限り、他社の人となかなか話せませんが、そもそも、営業のため、ということではなく、情報収集のため、というところの方が、いろいろと話しを聞くことができます。

展示会に参加をすることで、自分が考えてもいないサービスや、商品が発表されていることもあり、自社のビジネスにどのように役立てるかを考えるヒントになります。自分の興味のあるワードで展示会を調べたり、地名と展示会で検索をかけても結構、見つかります。

また、展示会の中で、いろいろな講演が行われています。
普段、なかなか聞くことができない経営者の話を聞くことができるなんていうこともあります。

東京ビッグサイトや、千葉の幕張メッセなどで多く行われています。

資格を取る

すこし、ベタではありますが、資格を取るのも他社に通用する人材になるための方法の一つです。

実際、その資格が、会社の仕事にそのまま役立つことは少ないかもしれませんが、語学など、どの業界でも役に立つ資格もあります。もちろん、自分の業界に関係する資格であっても有効です。

自社のことしか知りません、ではなく、資格をとることで、ある分野の専門知識をもっている、という証明になります。
また、自社に関係しないような資格でも、役には立つことが多いです。

それは、今現在は、自社に関係していないかもしれませんが、今後、状況が変わっていくことがありえるからです。
そうしたときに、白羽の矢が立つことがあります。

少し先まで見据えて仕事をすることはとても求められています。
未来を読める人は誰もいないですが、予想して、手を打つことはできます。

ある分野に桁違いに詳しくなる

技術系の場合、プログラミング言語や、ハードウエアの知識などで、そのまま他社に通用しやすいのですが、そういったスキルにおいても、桁違いにできる人は、これもまた他社で通用する人材です。

自分の会社の、この分野には誰にも負けない、というような知識やスキルがあることも大事です。

まとめ

他社に通用する人材になると、実は自社でも通用する人材になります。
自社しか知らない人というのは、なかなか、評価されることはありません。
なぜなら、それはみんなが知っていることだからです。

自社以外についても知っている、もしくはスキルがあるから、重宝されます。

他社で通用する人材というのは、他社に転職することができるだけでなく、実は自社で重宝されるようになります。

一石二鳥というわけです。

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