仕事の悩み

仕事場と家の通勤時間は絶対に短い方がいい(本当は結婚してからも)

若者ならば、割と職場の近くに家を借りているような気はしますが、念のため、大事だと思うのでお伝えします。
結婚したりするといろいろと、相手の実家のそばに住む必要があるなどで、そうはいかない場合もあるかもしれません。
それでも、なんとか、通勤時間を短くすることを重視した方がいいです。

通勤時間が長くて、満員列車で喜ぶのは鉄道会社だけです。(少ない人件費で運賃を多く支払ってもらえるから)

難しいかもしれませんが、会社を選ぶ時点でそれを考えるのです。(自分が何を重要視しているかは人によって異なるかと思いますが、それにより、働き方も変わります)

会社の近くに住めないのなら、会社を変えてもいいくらい、会社と家の距離は大事です。
そもそも在宅が基本の会社ならいいかもしれませんね。週1勤務とかですね。

その理由についてお伝えします。

通勤時間を減らすには

県別平均片道時間ランキング

2020年のデータなのでコロナ前になってしまうのですが、傾向は今でも変わらないとは思います。都道府県別平均片道通勤時間ランキングを「ニッセイ基礎研究所調査(2020)」より上位10都道府県をあげてみます。

基本的に都心周辺の県の通勤時間が長いことがわかります。
関東圏は、新宿を中心に多くの鉄道が通っています。新宿(地下鉄新宿西口駅含む)は2018年に1日平均の乗降数359万人を達成してギネスに登録されています。
JRが発表しているデータもあるのですが、あれはJRだけなのであまり参考にならないので、むしろリクルートのスタディサプリ進路の方が実態の数字に近そうです。
それを見ると、1位新宿駅 272万人、2位渋谷駅248万人、3位池袋駅217万人で、東京は6位で103万人とのことでした。

そうすると、その沿線に住む形になります。本社は港区、千代田区、中央区、渋谷区が多いですが、そこのすぐそばに住むのは難しいために神奈川県、千葉、埼玉などの家賃や土地が安いところに住むというのは合理的な判断です。

順位都道府県名時間[分]
1神奈川県53.4
2千葉県52.7
3埼玉県51.6
4東京都45.1
5奈良県45.0
6兵庫県41.1
7大阪府40.1
8京都府39.1
9愛知県36.2
10滋賀県35.3
(19)福岡県31.2
都道府県別平均片道通勤時間ランキングまとめ(引用 ニッセイ基礎研究所調査(2020)より

ではどうすればいいのか→よくみれば近くに住める

例えば渋谷に勤務先があったとして、渋谷には住めないかというと、渋谷駅徒歩数分は難しいでしょうけど(そもそも物件が少なすぎる)、三軒茶屋とか少しずらすと結構数はあります。とてものんびりした住宅街です。自転車通勤が認められているのならばそれでもいいでしょうし、電車に乗ったところで数分です。数万円の家賃でもあります。
本当は徒歩30分圏内で行けるところがいいでしょう。

交通機関を使ったとして、新宿にしても、代々木上原とか、中野方面に抜けるのもいいですね。色々と都心が仕事場だとしても近くに住むことはできます。

自分の会社が都心だから無理、というのではなく、どうやったら通勤時間を減らすことができるかは就職するときによく考えることが大切です。

通勤列車、特に満員電車では数分だとしても体力も精神力も大きく奪われます。
どういう形が一番自分にとって楽な通勤になるのかは、これは結構重要だとお伝えしておきます。

通勤時間を減らすメリット

よく、職場が家から近いと、仕事とのONとOFFができないという人がいます。
確かに、会社が3m離れた道路の向かいなら気持ちはわかります。

プライベートでも、いつも職場の人と合うような関係は嫌かもしれませんね。(もっとも独身なら、独身寮があるところも多いですが、会社はそこから少し離れていたりしますね)
そこまで数mまで近づけなくてもいいかとは思います。

そうでない限りは、別にそれによってONとOFFができないということはないはずです。

仕事に費やす時間を簡単に増やせる→自分の時間を増やせる

多くの人は片道60分くらいかけて、1日約2時間かけて通勤しているわけです。
結構、普通です。

家庭をもっている人で調べたらたぶん、さっきの平均より何割増しかになるかと思います。
今でも片道1時間30分、2時間という人は結構います。
それも、割と都心部に住んでいるにも関わらず、都内勤務でもアクセスや乗り換えの関係で起こります。

でも、なんとか片道30分以内にしたいところです。そうすれば、往復しても1時間ならばまだいいでしょう。
もちろん、長時間通勤でも、新幹線通勤は別です。
なぜなら、移動時間中も仕事など、自分の時間にあてることができるからです。

満員の通勤列車が好きな人なんていないはずです。(変質者などの犯罪者は除く)
誰だって好んでのっていないけども、列車会社の都合と会社組織の都合によって満員列車が作られています。

通学時間もそうなのですが、通学時間が片道2時間の人と、20分の人とではできることが変わります。
もちろん、その片道2時間を有意義にしてしまうツワモノもいます。社会人でもそうですが。

誰でも知っていますが、1日は24時間しかないわけです。
仕事に打ち込むのが好きな人はそれだけ打ち込めるし、プライベートを充実したい人にとってもそれは同じです。

通勤時間を軽く考えてはいけないのです。
通勤時間が長くても、その間に英会話を聞くとか、意思の強い人であればできる人もいますが、必要に迫られないとなかなかやらないでしょう。大体、スマホのゲームか、動画になってしまうか、音楽を聴きながら寝ていることになってしまうのではないでしょうか。(そもそも仕事で疲れているし)

仕事に対するパフォーマンスが桁違いに変化します。
プライベートに力を入れている人ならば、そのプライベートに力を注力できます。

仕事で何かあってもすぐに駆け付けられる→仕事でいい結果が出せる

他にも、仕事の上のことで何かすぐに駆け付けなければいけないという時に、片道3時間の人に来てもらうというのはなかなか大変です。
でも、片道30分ならば来れますよね。

よく、片道3時間近い人は、「いつも朝出る時はまだ陽が昇っていない”夜”に出るんだよ」と言っておりました。
事情がある場合は仕方ないですが、なんだかなとは思います。(自分が動けないなら、会社を変えた方がいいです)

会社と家の距離が近いことはメリットしかありません。

給料も増える確率が高い

仕事ができる人で、遠くから通っているという人はそれほど多くはなかったように思います。
それぞれ事情があるにせよ、極力近く、通勤時間を30~40分以内くらいにおさえるようにしている人が多かったです。

それは、通勤時間が短いから仕事ができる、という側面もあると思います。
何度もいいますが、片道20分と、2時間とでは、扱える時間、疲れが全く違うのです。

つまり、仕事に打ち込むことができる体制をもっている人はそれだけ給料も増える確率も高くなると言えます。

毎日片道2時間、満員列車でへとへとになりながら通勤している人と、かたや20分で徒歩で来ている人と、どちらが成果を出しやすいかはいうまでもありません。

ラッシュだけは避ける、空いている早朝の電車で出る

仕事ができる人がやっている方法の一つに、この最後の方法があります。
近くに引っ越すわけにはいかない、でも、ラッシュでストレスをためるのも無駄、それならば、早朝の時間で出かけるようにします。

朝6時30分だと空いているという駅があるように、場所にもよりますが、混み始める時間というのは決まっています。他にも、快速や、急行など種類がある電車はその種類を変えるのも一つの方法です。ギリギリの時間で、みんなが乗り込む電車に乗るのは、あれば・・罰ゲームでしょうか、とすら感じてしまいます。

早めに行けばいいんです。みんなが出るより前に。

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