仕事の悩み

何度も同じことを聞いてしまう人の対処法と上司の対応

アルバイトにおいても、就職してからでもよいのですが、以前指導されたことを忘れてしまい、何度も同じことを上司や先輩に聞いて怒られるというケースについてです。

怒る人というのは、自分が当たり前にできることを他人ができない時に怒り出します。

何度も同じことを聞かない方法

その上司なり先輩は、何年もやっていることですので、その人にとっては、その仕事はできて当たり前ことです。ところが、まだ仕事を始めたての人にとっては、新しいことばかりです。

その新しいことばかりだから、どうしても、新しい人にとっては言われた時には、納得して、理解をしても、しばらくするとたくさん習ったうちの一つなのでまた忘れてしまうことがあるのです。

何度も同じことを聞かないようにするためには、以下のことを行います。

0.人は言われたことを忘れることを自覚する(言った人は覚えている)
1.手帳にメモをとる(日付と内容)
2.帰りの電車の中や、家に帰ってから見返して覚える(後日も見直す)

メモはとる人が多いんです。
でも、メモが多くてぐちゃぐちゃになって、あとでわからなくなるということもよくあります。
一度聞いたことは一度で覚えられる人もいますが、みんながそういうわけではありません。
同じことを何度も聞いてしまい怒られるにも関わらず、メモすら取っていない場合はまずはメモをとること、そして、帰りの電車や自宅、または後日などもいつも見返すようにします。

逆に上司が知らなければならないこと

本当は、その何度も聞かれることで、怒る上司にも実は問題があります。
何度も聞いてくるということは、自分の説明の仕方が悪かったり、中途半端な時もあります。

また、「何度目だ!」などと言うのは、上司の資格がないと言ってもいいでしょう。
会社は、仕事をする場所であって、上司のストレスの吐口の場ではありません。自分の説明する時間がとられたところで大したことではありません。組織としては結果が出せればいいわけです。部下を怒鳴ることへの合理性はありません。ただ組織内の雰囲気が悪くなるだけです。怒鳴ったら反省して次からは部下が直すことを期待するのは間違っています。人を脅して動かそうというのは、一番やってはいけないことです。どうすれば何度も聞かないですむかをまず、伝えなければなりません。

「何度目」であろうとも、顔色ひとつ変えずに教えることができれば、部下は安心して聞くことができます。「何度目だ!」などと怒り出すと、部下は聞くことをやめてしまうことがあります。その結果、ミスをするようになったら、それは誰の責任なのでしょうか。

「聞かない部下が悪い」などといいますが、聞きやすい環境を用意するのも上司の役目です。部下が聞いてこないのであれば、自分が高圧的になっていないか、周りの人に確認することが大切です。高圧的な人ほど、自分が高圧的になっていることに気づきません。

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