いきなりなぞなぞです。
なぞなぞは、小学生の時にみんな一度は楽しむものではないかと思います。
この答えは「仕事」です。
この言葉を教えてくれたのは、私の父親でした。
実際、これは仕事においてかなりあてはまります。
この言葉はかなり仕事をするうえで重要な言葉です。
はっきり言ってこれを知っているかどうかで仕事の成果は大きく変わるといってもいいくらいです。
では、具体的にどういうことなのかについてお話します。
追えば逃げ、逃げれば追ってくるもの、それは仕事
逃げるから仕事に追われる
誰でも仕事につまづくことはあるし、うまくいかないこともあります。
ただ、どんな時でも、仕事に対して背を向けてはならないんです。
背を向けたとたんに、キバを向いて追ってくる、つまり、もっと大変なことになります。
誰だって、いつでも前向きではいられないでしょうし、疲れるときもあります。
でも、逃げる姿勢をとるほうが、もっと苦しくなります。
仕事を辞めてはならないとか、そういう話ではありません。
ある仕事に対して後ろ向きに取り組むくらいなら、やらないほうがいいんです。
なんらかの理由で取り組めないのならば、「自分にはできません」とはっきり上司なりに言う必要があります。
やる気もないのに、やっているフリをしてなんとなく仕事をすることほど迷惑なことはありません。
そんな状況でやった仕事は、お客様や周りに迷惑をかけることになります。
追うと仕事が楽になる
客先でも、上司からでも仕事を引き受けたのならば、必ず、前向きに取り組むようにします。
実は、この「前向き」が魔法なんです。
「絶対にこんなの無理だ」
「なんで自分ばかりこんなことを」
いろいろ思うところがあったとしても、「前向き」になるとアイディアが出ます。
そして、何がなんでも解決しようと考え、行動すると状況が変わることがよくあります。
追うと仕事が逃げていくとはそういうことです。
もちろん、時間や物理的にどうやっても解決できないことがわかったのであれば、上司に報告して人数を増やしてもらうなり、方法を変えるなり何か対策をする必要はあるかもしれません。
「前向きな姿勢」から出た答えなのか、「後ろ向きな姿勢」から出た答えなのかで結果は異なります。
人間関係にも使える
実は、これは仕事などの人間関係にも使えます。
新入社員だったりすると、先輩によくしかられてしまうというようなこともあるかもしれません。
誰だってしかられるのはイヤなのですが、
「しかられるのがイヤだなぁ。そのままにしておこう」と思って、報告しないでいたりするから、余計にやっかいなことになり、しかられるのです。
自分から前向きに「すみません。忘れたのでもう一度教えてください」といえばいいのです。
それで、しかられたら、その「しかられた」こと自体はスルーでいいんです。
大事なことは、教えてもらったことをできればいいわけです。
もちろん、何度も同じことを聞くのは誰だって避けたほうがいいのですが、自分なりにメモをとるなりしてやっていくしかありません。
ただ、教える側は覚えていても、教えられた側というのは覚えていないことが多いものです。
(このあたりは、上司なり先輩なりが学んでもらわないといけないことなのですが)
わからないことを聞いて、クビになるような職場ならば、別にクビになっていいと思います。
わからないことを適当にやって間違えるほうが会社的にも問題なはずです。
仕事は、追えば逃げ、逃げれば追ってくる
どんなことにも使えることです。
これを知っているか、知らないかで、仕事の成果は大きく変わります。